2013 アジア周遊 カンボジア編その2

うぃーっしゅ。
このところ雨続き、畑と田んぼのパトロールに余念のないWISHです。

自分で畑やたんぼを始めてみて分かったことだけど、毎年のように台風のニュースを見ていると、
田んぼの様子を見に行ったおじいちゃんが増水した川で事故に遭う。なんていうのを聞く。
今までは「危ないのに何で行っちゃうの!?!?」って思っていたけど、その気持ちが痛いくらい分るようになった。
自分が手塩にかけて育てている作物は我が子と同じ。
私もどしゃぶりの中でも、気になって畑と田んぼの様子を見に行くもん。。
今年もどこかに集中豪雨がくるのかなぁ。
そういう悲しい事故が起きないことを祈るばかりです。


さ、気をとりなおして「カンボジア偏その2」にいこうかな。
前回はアンコール・ワットだけしか紹介ができなかったんだよね。。
今日は他のアンコール遺跡たちをババーンと紹介していこー♪


まずはバンテアイスレイ!
ここは数あるアンコール遺跡の中でも、レリーフが最も美しく残っている遺跡。
確かに細密なレリーフが風化を逃れ、はっきりとその姿を残していた。


昔のクメール語。なんて書いてあるんだろうね〜


シヴァ様〜



よくこんなにキレイに残っていたなぁ。



全体的にこの密度のレリーフがちりばめられていて、もうどこを見ていいのか分からなくなる。


お次はクバールスピアン
ここは王様の避暑地だったらしく、軽く40分のトレッキングをすることに。
ここでは川底に彫られた神々を見ることだったんだけど、この時期は乾期だったこともあって、
川の水量がなく、なんというか、、川底の彫刻ではなかった。笑


分かるかな〜 ブラフマー様がいらっしゃいます。
雨期になるとこの上を川の水が流れるんだろうな〜
避暑地にそんな涼しげで遊び心のある彫刻しちゃうなんて、王様センス良過ぎ♪
余談だけど、カンボジアではブラフマーは人気がないらしく、数ある遺跡の中でも数える程度しかその姿を見る事ができないんだって!
スゴイ神様なのにね、かわいそう。。

ここは他にも滝があったり、自然の岩にレリーフが彫られていたり、どう見ても人工的な岩倉が点在していたりと
見所いっぱいだったにも関わらず、写真はブラフマーしか撮っていなかったわ〜。笑


お次はベンメリア。
ここはアンコール遺跡の中でもメインにして楽しみにしていた遺跡。
シェムリアップの中心地から車で約2時間離れた場所にある、ここ十数年で発見された遺跡らしい。



ブィーンと車でベンメリアへ♪
熱帯地域なのにサバンナのようではないか。
超交通の便が悪い中、トゥクトゥクやタクシーの運転手と値段交渉するのも面倒だったし、
ガイドさんを雇って車で快適に向かったのでありました。

ベンメリアは、アンコール・ワットの試作と考えられている遺跡。
このエリアで建造用の石が採掘されていたみたい。
ということは!こっからアンコール・ワットまで石を運んだってことよね?!
車で2時間も離れている距離なのに。
それだけでも気の遠くなるような大変な事業だったことが分かるわ。想像したくないなぁ。

ベンメリア遺跡の保存状態は悪く、壊れまくりーの崩れまくりーので、手の施しようがないままになっている。
廃墟好きとしてはたまらない状況!
ここも基本的にどこでも入ったり登ったりできるので、足場に気を付けて遺跡中を散策してきた。






ラピュタ城!!!
可能なら補修をせずにこのままの状態で保存してもらいたいな。
このスケールの世界観はちょっと他にないもの。



さてお次!アンコール・トム!!


アンコール・トムの入り口はこーんなお兄様達が両側から出迎えてくれる。(橋です)


凱旋門
ここを抜けると。。


トゥクトゥク渋滞!!
アンコール・トムのメイン遺跡、バイヨンはこのまっすぐな道の先だから、
みんなトゥクトゥクを利用するんだね〜♪
歩いていこうと思っていた私が無謀でした。。。


バイヨン


とにかく


顔!


顔!


顔!


顔!


顔!


どこを向いても巨大な顔だらけ!


もう!こっち見ないでよー!泣


夢にも出て来た顔の嵐、大迫力のバイヨンでした。



さぁ最後はタ・プローム
自然にのまれてる遺跡ナンバーワンは迷わずココだ!!


スポアンという木なんだけど、すごいことになってるわ。


熱帯雨林の自然の脅威は想像を超える。


これはもう限界に近いのではなかろうか。。



遺跡の写真は以上になります。
他に行ったところもあるけど、メインをいくつか紹介しました。
遺跡の解説もアバウト過ぎだったけど、そこまでやってたら終われないからね。笑

遺跡の放つパワーに夜な夜なうなされながらも、炎天下を歩き回った甲斐があった!
歴史、芸術、自然、全てが融合したここまでの超大作は実際に体感しなければ意味がない!!

暗い過去もあり、まだまだ地雷地帯も多くのこるカンボジア
おじいちゃん、おばあちゃん世代を見かけることがほとんどなかったのも、暗い歴史をよりリアルに感じさせられた。
でも若者が多くて、子供達もたくさんいるし、みんな笑顔で活気にあふれているところが素敵♪
明るいカンボジア人の雰囲気も好きだし、物価も安いし食べ物も美味しいし、マーケットも面白いし♪
すごく居心地が良かったから、今度はもう少し長期滞在して今回見られなかった遺跡や他の町にも行ってみたいな♪
すっかりカンボジアにハマってしまったのでありました。


おまけ写真









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