心の景色〜九州・四国の旅〜 其ノ1

うぃーーーっしゅ。

今日から梅雨入り?
夏の予感が嬉しいWISHです。

先日、隣町の土手でたくさんホタルを見た。
何とも言えない妖しく儚い光に魅了された夜だった。
ホタルって日本以外にもいるのかなぁ?
でも、いたとしてもこの風情はないんだろうなぁー


3週間の旅を終えて早一ヶ月。
帰ってきてからも、短い旅をしたりあっちこっちに出かけていて、旅の延長のような日々だった。

旅のレポートをブログでアップしようと試みるものの、何から伝えていいのやら。
本州・九州・四国の各地を巡り、本当に色々な出会いがあったから。
まだ見ぬ日本の姿、まだ知らぬ世界、短期間の目まぐるしい変化に心が揺さぶられっぱなしだった。

とてもじゃないけど伝えきれない!!!

というわけで、断片的ですが私の心に刻まれた景色をいくつか選んで紹介していくことにします。


「旅のはじまり」

旅のはじまりは伊勢神宮から。
式年遷宮のまっただ中のお伊勢さん。この日はたまたま新しく完成した橋の「橋渡し」という儀式をしていた。
木の匂いも新しい、まっさらな白い橋は神々しいの一言。
旅のはじめに「橋渡し」を拝めるなんて、幸先の良いスタート。


「虹の岬まつり」

大分県にある屋形島へ。
今年で20周年となる「虹の岬まつり」。
島の船着き場から会場までの道のりにある、ほんの小さな入り江の浜辺。
色鮮やかなオレンジビーチ。


この貝は島の特産品である「緋扇貝(ひおうぎがい)」。
赤、オレンジ、紫、ピンク、黄色、全て天然色。
ホタテのような味で、生でも焼いてもgood!見ても食べても美味しい最高の貝!!


まつりメイン会場。
奥のマザーティピの前に巨大こいのぼりが上がってる!


まつり期間の一週間で無国籍の村が出現。
この街道の奥や、山の方にも村ができあがっていた。
一日中、どこかで楽器の音がしていて、大人も子供も犬も、みーんなが笑っている。
それぞれの得意分野で人との関わりを持ち、「生」を楽しんでいるように見えた。
LOVE & PEACE溢れるこの世界に戸惑いながらも、私は私のありのままで参加できたと思う。

波紋に広がる銅鐸の音。
醜く露呈された分厚い業の皮。
四方八方から鳴り響く罵倒嘲笑の声。
カルマは身から引き剥がされ、龍によって昇天される。

もう、、何がなんやら、、、
ゆっくりと大きな波にのみ込まれ、それに身をまかせた末に漂着した場所。
ここに辿り着いた意味。
過去と現在と未来を一本の紐と例えると、そこは途切れた紐を繋ぐ結び目のような場所だった。


島の集落にて。
日本家屋の成れの果て。
こうして朽ちて土に帰る。
九相図のような、、腐蝕のグラデーションが素晴らしく美しい集落だった。



今日のところはここまで。
マメな更新を心がけます、、、口だけにならないように。
次回につづく!



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