栃木旅2

うぃーっしゅ。

今日から8月!
脳ミソ真夏のWISHです。
ギブミー ニッコー カキゴオリ~



えっと。
栃木旅行2日目は那須高原へ。


ここで質問。
どうして高原の観光地には怪しげな博物館や美術館がたくさんあるの?


静岡にも伊豆高原っていう観光地があるけれど。。
ガイドブックを見るとコンセプト不明の施設がかなり多い。

その中でも、伊豆高原にある「怪しい少年少女博物館」が最強にヤバい博物館だったんだけれど、
今回の那須高原で更にスゴい博物館に出会うことになるとは。。

その名も「戦争博物館

見ての通り、かなり本気。
一旦、駐車場に車を入れても中に入らずに出て行く車の多い事といったら。

実際、他の場所とはチガウ雰囲気が漂ってるし。
普通だったら避けちゃうよね。

でも、嫌な感じがしなくて、むしろ呼ばれてるっていうか、行かないと!みたいな気持ちになってしまった私。
1人じゃ怖いけど2人なら!
ってことでいざ入館!

明らかに場違いの女子2人。

ざっ ざっ ざっ。

館内にはいるまでの道のりには、、

え!グラマンF6Fヘルキャット!?

えぇ!!初期零戦エンジン!?


リアル戦車!!


そして極めつけ!!!



わーーーーーー!!!!!
本物の零戦だー!
零式艦上攻撃機32号。


入館前からスゴイもの見せられちゃった。



館内に入ると、戦時中に使用されていたあらゆるモノが所狭しと展示されており、
それぞれが個々に宿る念を発しているように感じる。

使用感のある軍服、、陸海軍の夏服も冬服も、かなりの枚数、、、
(ちなみに、着衣のマネキン日本男児は相当男前。)

戦場で使用していた食器類、、名前が記された水筒、、、

拳銃は、、 ショーケースのガラスが割られて盗難にあった痕跡と、それを諌める館長氏直筆の文面が貼付けられてた、、、

刀、、、 も盗難の形跡あり。

特攻隊の方が自決の際に使ったという小刀も盗まれたらしく、ここにも館長氏お諌めの文面が、、、

心ない軍事マニアの方に盗まれてしまったみたい、、



ーーーーーーーーーーーーーーーーー。



何だか、色んな意味でいたたまれないわ。

薄暗い館内で数多くの遺品に囲まれていると、生気をもっていかれてるようでだんだん元気がなくなってくる。。
元気玉の逆バージョン、みんなに少しずつ元気をあげてしまってるイメージかしら。

久しぶりにアッチと波長の合う位置にいきそうだったので、後半はほとんど流し見の見学しかできなかったけど、
それでもやっぱり惹き寄せられる品が何点かあって強烈だった。
全く確信的に「人の情念は消えない」と知れた。

やはり。と思う反面、確信はしたくなかったわ。




この戦争博物館、全15000点にも及ぶ戦争関連の品は、全て館長氏の私的コレクションらしく、かなり有名な方みたい。

館内には管理の人もおらず、たぶん写真撮影もOKなんだろうけど、、
どうにも展示品にカメラを向ける事ができなかったので、一切撮影はしておりません。
興味のある方は直接博物館へ。
※入場料千円を納めて、静かに見学をしましょう。


博物館を出た後。
車に乗ったとたん、まさかのゲリラ豪雨
そして、次に行く予定だった抽象芸術家のニキ美術館は、まさかまさかの休館日。

凹。。

仕方ないので那須を出ようと車を走らせていたら、、

なにやら人だかりを発見。

警察も動員されてる!?

これはもしや!?!?

そのもしや!!!!!!!!


那須御用邸から戻られる天皇皇后両陛下を一目見ようと沿道に集まっていた人だかりでした!


あと15分程でお通り。とのこと。

なんというタイミング!

もちろん人だかりに加わって待つ事15分。

おぉ!めっちゃ厳重警備!


ほんの一瞬でしたが、美智子様見えた!
TVよりも綺麗で、白く輝いているように見えたのは私だけではなかったよう。
「神々しい。」なんて言い方は語弊があるけど、でもそれが一番しっくりくる感想。
白いオーラが凄かったもの。



戦争博物館といい、天皇皇后両陛下といい、、、
今回の那須の思い出は、、誠になんとも、、


貴重な体験となりました マル。


M〜 いっぱいありがとね!
お土産の「那須の月」美味しかったよ♪



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~2009年5月

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