田亀源五郎個展

うぃーしゅ。

銀座の御用は決まって此処、WISHです。

先日、田亀源五郎先生の個展へ行って参りました。
ガテン系ゲイ作家の田亀先生でございます。

あちらの世界では非常に有名な方なので、作品は目にしたことはあったものの、
原画は初めて。

これは行っておかなければ！と鼻息を荒くして出かけてきた。

が！

そこは予想以上の異世界感☆＠！？

これでもか！とばかりに迫り来る筋肉、体毛、男根！！！
描かれている線の美しさが、より一層それらを際立たせるからたまらない。

読み切り漫画の原稿が展示してあったので、拝見させて頂いたものの、
アメ横の叩き売りのごとき、サービス旺盛な展開に完全にたたみかけられてしまった。
ゲイ・エロスを徹底的に追求した世界はこうなるのか！！！

田亀先生の作品にはきちんと美学があり、作品に登場する彼達はとても男らしい。

美しいエロスで刺激を受けたのは久しぶりで、すごく収穫のある展示だった。

実は此処に行く前に、銀座松屋で開催されていた水木しげる先生の展示にも行っていた。
水木先生も大好きだし、勿論、展示もすごく良かったけれど、、
完全に田亀先生に喰われてしまった。
当然、老若男女楽しめる老舗百貨店の展示とは趣旨も違うからだけど。

帰りに上野へ寄り不忍池の蓮を見てきた。
まだつぼみが多かったけれど、見渡す限り蓮の葉と華に覆われた池は天国のようだった。
池の周囲を見渡せば都会のビル群、公園の中には家のない人たちがゴロゴロしている。
なんとも言えない情景、、、
蓮の華は、黒く澱んだ水を吸って、なぜあんなに美しい華を咲かせることができるのだろうか。

そして、最後には道ばたで死にかけていた小さな亀の命を救ったとさ。

田亀先生にはじまり亀に終わった東京散策でした〜。

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~2009年5月
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~2007年5月
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